• 2009年09月25日登録記事

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EVOのオイルクーラー取付作業。

サーキット派のお客さんのEVOなので油温はシビア。

しかし…4G63って油温厳しい。。。

以前はセトラブの大きめのコアを使用してたけど、

周回してくと油温は簡単に上がっていってしまう。。。

水温は対策済みなんでとにかく油温を下げたい。

コアにちょっとした破損があったので、

その機会にセトラブより大きめ?なコアを同じ場所に設置。

流行?のサイドタンク式だったが結果は…前より上がる( ̄  ̄;)

前面に空気を当て、後ろ側も抜けが良いようにアルミの

整流板で囲ったのに、結果は140°まで上がってしまった。

圧損の関係で出来ればツイン化は気が乗らなかったのだが、

ココまでくるとツイン化しか手は無くなった。。。

以前より若干小さめの、セトラブコア×2を使用。

カロリーは、以前は18,700Kcal/hだったが、

今回は30,200Kcal/hにアップ。

ココまでいるか?と思ったが、とにかく油温ダウンさせて

油温上昇を気にせず走ってもらいたい。

直列or並列もオイルポンプの容量で悩んだが、

結果、直列でやってみようと。

セトラブコアは圧損も少ないからいける予定。

アルミ板で整流させ、とにかく風を当てて風を抜く。

タイヤハウス内の圧に左右されないよう、

バンパーの横から排出させる方法。

運転席側は、若干タイヤハウス方向へも抜くやり方で製作。

さて、これで下がらなかったら…( ̄_ ̄|||)

富士での走行結果…

やっと油温上昇から開放された♪

気温が高くテストには調度良かったが、

全開走行で油温は安全圏キープ♪

ゆっくりと上昇はするようだが、軽いクーリングで

一気に下がっていくようだ。

気温は高かったけど、後5°ぐらい平均で落ちると

良かったんだけどね。計算より若干高めではあった。

これからの季節だとオーバークールになるけどw

まぁ、油圧も安定してるしとりあえず一安心♪

しかし…4G63の油温管理は厳しいわぁ。。。

RB26の方が全然楽なんだけど…

4G63の油温は諦めろと聞いてたので、

意地になってやってみた甲斐があった(*´ω`)

※写真はツインオイルクーラー化作業中。
2番目は運転席側。3番目は助手席側。
助手席側は吸気ダクトがあるのでスペースが
無く、運転席側より若干小さめ。
色々やってわかったが、色んなメーカーからキットで
オイルクーラー出てるけど、ちょっとホースの取り入れ、
取り出しに疑問符が付く物が多かった。。。
そもそも三菱の純正オイルクーラーへの配管も疑問。。。
そんなわけで勉強にもなりました。